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登って、降りて。

もともと登山好きというわけでもないのだが、
山に、さぁ、登るぞ!という状況に置かれると、
結構無心に登るタイプである。
登山道具が必要のない程度の山登りだが。

さて、タクシーを降りて、携帯を見ると、もちろん圏外。
登山口は最初だけが可愛らしい「登山口」だったが、
すぐに、狭くて急なでこぼこ道と化した。

無言。

ひたすら登る。

しかし、その日はバスがなくてタクシーを選ばざるを得なかったことや、
連れとあんまりいいムードでなかったことから、
なんだか気力がなく、
広い場所に出るたびに、
今どこ~
あとどの位~
という気分であった。

道の脇に生えている植物を見つけることだけが楽しかった。
普段目にする草花とは一風違った、小さな草花。
くすんだ色や不思議な形。

開けては狭まって、なだらかになっては危なっかしいごつごつ道となって、

まだかな~~~と思いながら登っていく。

ただただ登ることに熱中して、ガシガシ登っていく時とは
疲れ方が違う。

それでも目的地点までなんとかたどり着いた。
尾瀬のような敷板の上を大またで歩いていく。
以前に行った八方尾根を思い出した。
そんな感じの、沼。
八方尾根のような透明感も秘密感もなかったが、
とりあえず目指していた所に到着したので、
達成感はある。
しばらくベンチに腰掛けるものの、
あまりあちこち見たくなるものもなく、再び来た道へ。

山は、下りるときのほうが足元おぼつかないものだが、
上から下を見下ろすのは清清しい。
登る時には時折振り返る程度だった、下のほうの景色。
下る時には頻繁に目に入り、
わぁ、まだこんなに高いところにいる!と思うのが
また、楽しいものだ。

登山口に近づくにつれて、一気に空気の感じが変わってきて、
なんだか、
戻った~~~
いつもの世界に・・・
そんな気分になるのはちょっぴり寂しい。

20061122224054.jpg

20061122223938.jpg

予定通り、タクシーの運転手は駐車場で待っていた。
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いっきに翌朝までいきますよ~!

夜ご飯は、冷凍っぽい、業務用っぽい料理がどっさりと。
お風呂は温泉ではない。
空いていたからのんびり入れたが。
やることもないので、早寝。
朝食も、変な佃煮とか着色料っぽい梅干とか味付け海苔とか・・・

前日に遊覧船に乗ったところまで行く。
駒ケ岳までのバスが来るはず。
チケットを買って、待てども待てども、バスは来ない。
時刻表をくまなく見ていると、
端っこのほうに・・・・

え?このバスの運行、昨日で終わってるwww
(期間限定だった・・・)
発券所の人に言うと、慌ててアナウンスwww


どうしよ。。。
タクシー会社に電話。

すっごい余計な出費となるのだが、駒ケ岳には行きたかったので、
致し方なく、タクシーが来るのを待つ。

しばらくしてタクシーが来た。
運転手は気さくに話しかけてくる。
農家のおじさんの副業みたいだ。

山を目の前にして、霞みがかった山頂を見て、
天気を予想する運転手。いかにも地元っぽい。

山の途中、車で行けるところまで行ってもらい、
帰りの迎えの時間をかなり、運転手の都合で決め、
車を降りた。
金儲けしたい、自分にとって都合のいいコースで行きたいってのが
本音だろうが、
うまいこと、お客さんの為ですよーっぽく話すところが、
ちょっとがっかりなのであった。

さて、山登り!である!

わびしい夕方、ありきたりな宿。

夕方という時間帯まで、まだ少しある。
ホテルの前を通り過ぎ、そのまま道沿いに歩いて行った。
歩道もない道。
左側を見ると、湖。
右側は、寂れたホテル、人気のないレストラン、誰かの家、雑木林、畑・・・・
とにかく目立つものは何もない。

ハーブガーデンという所に着いた。
もう、閉まりかけていた。
何も植えられていない花壇と、売れ残りの苗を適当に植えたような花壇と、
手入れされていない花壇。。。
ウサギがいた。
こちらを見て、逃げた。
ダリヤが見事に咲いていた。
大きな花、枯れかけた葉と、頭を支えるのがしんどそうな茎。
お土産コーナーを見ようと中に入ろうとすると、
お店の人が閉店の支度をしていたので、ざっと店内をまわってから、
再び外へ出た。

人がいないな~。

また、引き返す。
気を紛らわすようなものは、道路の上でじっとしているトンボくらい。
結構遠いな・・・

途中、湖の近くに降りて、水際の近くの小道を歩いた。
もう、誰も遊んでいない。

ホテルに戻る。
省電力なのか、薄暗い入り口を入り、フロントへ。
他の客の姿も見えない。
ペシャンコの、学校にあるようなスリッパを履く。
すぐ脱げるから、キライだ。
案内される通り、薄っぺらな床の上を歩き、
電波の悪い(圏外)階段を上る。
廊下から見えるのは、資材置き場。
ひょろっとした、高い木。
スキー宿のような、なんの変哲もない建物だな。
広い玄関と、和室。
部屋の突き当たり部分は、障子で和室と隔てられていた。
狭いスペースに、よくある低い小さなテーブルと、
座り心地の悪い、肘掛け椅子が二客。
アルミサッシの窓から、ホテル前の駐車場と、
湖岸の高い木、そして灰色の湖が見える。

ひなびた湖リゾート。夕方。

来た道を戻り、さびれたプリンスホテルの横の芝生のところまで戻ってきた。
遊覧船が到着するまで、その辺りを見回したり、
ぶらぶらする。
湖面が見える。
まだ靄がかかっている。
他に人はいない。
湖岸に置かれた錆びたボート。
灰色の砂。
やたらと人工的に見える芝生。

ゆっくりと、船着場に近づいていく。
ガタガタに隅の崩れたようなコンクリートの階段。
湖面から頭を出している腐りかけた木の杭。
階段の横の地面を見ると、角が滑らかな小石がたくさん。
淡く、さまざまな色の石を拾い上げては手のひらにのせる。
そうしているうちに、迎えの船が到着。
誰も降りず、他に乗る人もいない。

あっという間にもとの発着場に戻った。
船を下りて、とろんと重そうな水を覗き込むと、
あら。たくさんの細くて曖昧な色をした魚達がうようよいるではないか。
砂浜に挟まれたコンクリートの階段を再び上る。
小道の脇には高い木がやはりまばらに。
20061116220708.jpg


さて、どうしようか。

ホテルに向かう道を歩いて行く途中、
湖岸で遊ぶ人たちが見えた。
はしゃぐというより、ただ、のんびりと水遊びをしている。
少し、水のところへ近寄ってみようか。
小道の斜面のところで靴と靴下を脱ぎ、
湖の近くへ降りていった。
砂浜の砂は、熱くもひんやりともしていない。
やわらかい。
ゴミも殆どない。

水辺は静かで、水の深さもどこまでかは分からないが、浅かった。
深さで知られる湖だから、急に深くなっているのかもしれない。
足首まで水につける。
冷たくも、温かくもない水。
しばらく水に足を浸してから、気が済んだかのように、
また引き返していった。

ほんとに、ひなびた、リゾート。。。20061116220734.jpg

どこまで歩くの?暑いなぁw

道の駅のようなものがあるらしいので、山に入る道を歩いて行った。
携帯は圏外である。
車なら、ぱーっと進めるようなところだ。
車道の脇には何も珍しいものもない。

暑いなぁ、うなじが焼ける~

二十分くらい歩いただろうか。
道路が少しカーブしたところに道の駅があった。
よくあるログハウス。
小さな店内に、プチトマトなど野菜が並べられ、
どうやってこんな色にしたのだろうと思うような渦巻き柄の「ゆべし」
や、茹でたとうもろこしが売られていた。
手作りぽさが目立って、よくある大きな道の駅ではあまり心惹かれないのに、そこでは何か買ってみようかという気になった。

プチトマトを買って、洗って、店の裏の休憩スペースで食べた。
暑い時のトマトは、美味しい。
ゆべしも買ってみた。
きな粉や、胡麻で色づけているようだ。
おやつに持って帰ることにする。

帰りの遊覧船の時間までに戻らないといけないので、
再び来た道を引き返していった。

路面は日差しで白く、道路沿いは草の黄緑と、道路に陰を落とさない程度の高さの木の緑で縁取られ、視界の大部分は、空だった。

よお~く見ると

先ほど降りたバス停まで戻る。
まずは遊覧船でも乗ってみるか。

中型の遊覧船。
遊覧船って、どういうわけだか、船内の座席周りの窓は、
視界が悪い、薄汚れたガラス窓。
せっかく遊覧船に乗っても、そこにいたら
周りがよく見えないではないか。

遊覧船に乗る時、大抵私は後部デッキのところに立ち、
外の風に当たりながら、周りの景色や
水面を眺める。
遊覧船の音。
水しぶき。
古風な感じがして好きだ。

田沢湖の水面は、なんだかねっとりした水に見える。
汚くはないのに、水の色が濃くて、水中はよく見えない。
田沢湖は深さを誇る、カルデラ湖で、
深いがために中がよく見えないものの、透明度も日本有数らしい。

周りの空気も止まったような爽やかではない午後。
景色もたいして珍しくもない。
よくある、湖の周りの風景だ。
離れた湖岸の後ろには、高い山もない。
鬱蒼としているわけでもない。
全体的にフラットな印象。

反対側の湖岸に到着。
降りたのは私達だけで、他の客はそのまま船に乗って、
湖の周りをぐるっと廻っていくようだ。
ガタガタのコンクリートの階段を上り、
やはり写真とは違うぼろぼろのプリンスホテルへと通じる小道を
歩いていく。
湖岸にはおんぼろボート。
まばらに並ぶ高い潅木。
まだ青い芝。
人もいない。
ペンキの塗り替えしたらよいのに・・・
空室ばかりじゃないか?と思うような
薄汚れた白壁のプリンスホテルの横を通りすぎると、
御土産物屋と銅像のある辺りに出た。
るるぶに載っていた和菓子屋は、
全く買う気が起こらないような、
まずくて乾いていそうな代物を台に並べていて、

なるほど、、、、こういうエリアなんだな(苦笑)、
それにしても、田沢湖。。。
名前の割りに、随分と鄙びているのは
シーズンオフだからなのだろうか?

そんな風に感じられた。
しかし、まだ八月である。
東北である。
シーズンオフにはまだ早いと思うのだがw20061103205902.jpg

20061103205846.jpg

写真と違う・・・あまりにも

平坦な道。左側に湖岸。
むわっとした空気と、重い荷物のせいで
気分も重い・・・。

しばらく歩いて、ホテルらしきものが並ぶ辺りに着いた。
遠目には、普通のホテルだったが、
近くで見ると、どこも結構古びている。
放置されたボートのように。

予約していたホテルも、
え?これ?
合宿所みたいじゃん。。。
通り沿いに、シーズンオフのドライブイン風食堂。
裏に見えるのは、なんの変哲もない、
ただ建てて塗っただけの、建物。
増築分は、ほんと、ただ付け足したような感じ。

なんだか、小学生のときの移動教室を思い出した・・・。
・・・三浦移動教室・・・まったり。。。

玄関を入ると、薄暗いフロント。
名前を言って、とりあえず荷物だけ預ける。
独特の、におい。
使い古された、、、何?
人々が通過した床のにおい?

子供のころに、期待を裏切られた気分にされたスキー宿のようなにおい?

まだ二時ごろだったので、湖に行ってみることにした。

涼しくないじゃないか!秋田

田沢湖駅で降りた人は十人もいなかった。
ホームも閑散としている。
手渡しで切符を改札の人に渡す。
駅のエントランスは、展示館風にガラスで囲まれたスペースとなっており、
模型やらパンフレットが少しばかり置いてあった。
がらんとした感じである。
建物自体は新しいが、活用されていないような気がした。

まずは、荷物を降ろすべくホテルを目指す。
駅前の道路沿いにあるバス停へ向かう。

このバスでいいのか?

分からない。。。
とりあえず、聞いてみたら、目的地のほうへ行くようだったので、
乗車。
外観もシートも、自分が子供時代に乗ったような、古風なバス。
車内はむわっとしており、すぐに窓を開けた。
リゾート風とはかけ離れた、普通の田舎道をバスは走る。

暑いな。。。それもなんだか、蒸し暑い。

駅名は田沢湖駅のくせに、湖まではだいぶあった。

あ、目の前に湖!
新しい感じはしないが、ホテルらしきものがいくつか並んでいるのが見えた。
と、思った瞬間、おや?
なんか、このバス違うほうへ向かうのでは?という感じがしたので、
慌てて降りようかと思ったが、
そのホテルらしきものが建っているところから少し離れた場所で、バスは止まった。
田沢湖畔駅。。。降りる人も少なければ、辺りに人もいない。
降りてからホテルの位置を確認したところ、
やっぱり、さっき見えたホテルらしきものがぱらぱらと建っている辺りに、
予約したホテルがあるのだった。

蒸し暑い。
連れがいるせいで、荷物が重いw

ずるずる足を引きずるようにホテルに向かった。
プロフィール

しゅま子

  • Author:しゅま子
  • 33歳から、3人の子供のひとり親となり、40歳越え、現在44歳。40で、いろいろ考えるし、身体も変わると聞いていましたが、ほんとに変わってびっくり。成人の2回目のよう!
    と驚きつつ進みだした40代。文字通り、中年!40代だからこその迷い、多々あり・・・
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