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今になって、のぞみが好きになったよ。

帰りの新幹線。
行きよりずっと早くに、いつもの街に到着する感じ。

混雑した在来線。

生活のにおい。

地元の駅に着いたとき。

さっきまでいた場所が、なんて近くて遠いのだろうと思う。

夜道をうつむき加減で歩き、家のドアをあける。
どこか遠くに行ってたなんて思えない。
まるで近所に出かけていたような気分。

でも、あの街とそこに住む友人と今度会えるのはいつになるのか
全く分からない。
クロスしていた時間が、すれ違って通り過ぎたように、
別々のものへと離れていく。

そうやって、どこかの街と誰かの生活と、私のそれが、
ループ状に重なっては離れていくことを考える。
重なる時。
後で妙に現実感がない。
でも、時間と空間が重なっていたのは事実。

そんな風に考えると、
たった二枚の往復乗車券が、
こんなにも不思議な感覚を与えてくれるなんて、凄い!と思う。

また、行きたいな。

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日常へと、帰る前。

京都駅にいても寂しいだけのような気がしたので、
前の日に過ごした河原町へ向かおうとも考えた。

が、再び、旅の始まりの日の場所に戻ることで、
更に名残惜しくなるような気がした。

戻りたいけど戻れない、
戻るには時間が足りない、お金もない。
そんな思いで何時間もぼんやり過ごしていたフェイレンツェを思い出す。
川べりでたひたすら、気持ちを前に後ろに歩かせて、
体はその場に留まって。

その日も、京都駅でその数時間を過ごすことにした。

このたびの旅行は、身近な人たちに内緒で、
本当に降って沸いたようなチャンスを利用したものだった。

あまりにも突然で、自分にとってもサプライズ旅行。
去年の年末。
その時も、隠しに隠してやってきた京都。

子供の頃から京都には何度も来ていたが、
まさか自分が一年の中で二回も京都を訪れることになろうとは。
観光するには高くつく京都に、ふらりとやってくる。
特に京都ファンでもなかったのに。

年末の寒かった京都駅では、テラスで日向ぼっこした思い出。
初夏の蒸し暑く、空模様の不安定なこの度は、
暑い中を、友人の紺色の折り畳み傘を差しながら進んでいった道、
友人を振り回すように歩いていった路面が妙に印象に残っている。

雨が降ったりやんだりしていたので、駅の周り濡れない場所をうろうろ。
喫茶店に寄ったり、デパートの窓際に腰掛けたり。

最後にはやはり、テラス。

そこから見える京都は、もう既に、自分と関わりがないように
思える。
新幹線であっという間に着くのに、普段の自分の生活とはまるで違う営みがある。
そんな感じがして、妙に寂しかった。

自分の場所はここではない。
この場所には私の知らない流れがある。
友人たちが生きている場所も時間も、自分のそれとは全く違うような気がした。
もっともっと遠い街より、ずっと遠い感じ。。。

そんな風に感じたのは、今回の旅が、自分の日常と全く異なっていたからかもしれない。
いつもの自分がやらなくてはならないことが、その時はなく、
いつもの自分が出来ないようなことが出来、
いつもと違う風景があり。

なんだか妙に悲しくなった。

既に気分は旅の終わり。

嵐山に来たばっかりだというのに、引き返すことにした。
今度はバスで。
バスが来るのを待っている間にも、雨が降り出した。
雨宿り出来る休憩所のようなところへ移動。
御土産物屋さんを覗く。
縮緬の小物や、可愛らしい柄の手拭。
金魚柄好きだけど、買わなかった。

バスがやってきて、慌てて乗車。
前方を見ると、電光の料金表。
もしかしたら、電車より高くつくかもなと、ふと思ったが、
バスの揺れのせいか、
友人の肩にもたれかかっているうちに、とろとろと眠ってしまった。

気づくと既に雨はあがっていた。
電車よりも時間がかかったが、嵐山の風景は見る影もなく
駅前大通、といった喧騒の風景に戻ったのは
あまりにも早かった。

京都駅。
帰りの新幹線まで、三時間くらいあっただろうか。
しかし、気分はもう、
旅の終わり。

大嫌い。
帰りの高速に乗る時。
帰りの飛行場に行く時。
帰りの交通機関・・・
そちらへ向いた瞬間に、気持ちは
非日常ではなくなる。

また来られるのはいつだろう。

また、はあるのだろうか?

いつも思う。旅の終わりに・・・

20060922225332.jpg

二日目も不安定な天気。嵐山。

翌朝も早くから移動。

またとないチャンスなので、友人の家を見に行く。
途中スタバで、甘~い朝の飲み物を買う。
電車は思ったより混んでいなかった。
大阪の友人の家の最寄り駅。
自分が住んでいる場所とは全然違う。
だからといって、何か凄い特徴があるのかと言えば、
そういうわけでもない。
友人の部屋は、思っていたより、広かった。
しばし、休憩。

ちょっとまったりした後、外へ出てみると、
少しむっとする暑さ。
再び電車に乗って、嵐山へ。
駅のホームは、観光地の嵐山だというのに、閑散としていた。
さて、どう歩こうか。
レンタルサイクルもあるほどで、駅にあった地図を見ても、
散策範囲が広いことが分かる。
とにかく、暑い。
歩くのがしんどくなるような暑さだ。
とりあえず、直進する。

何やら時代劇らしき撮影をしていたが、
緊張感もなければ、何をしているわけでもない。
休憩時なのか、着物姿でアイスを食べているのが見えた。
そこをそのまま通過して、川の近くへ行く。
丈の低い潅木と、ベンチがぽつりぽつりとあった。

木陰のベンチに腰掛けて、途中買ってきた和菓子を食べた。
川をもっと近くで感じようと、河川敷に降りていく。
小石の上に座ってみたが、やはり、暑くて、すぐにベンチに戻った。
川の流れは、川の広さの割りに、勢いがあった。
ふと、目の前の空を見ると、真っ黒な雲が山の稜線をなぞっている。
これから向かおうとしている先の上空が、
明らかに、激しい雨を予想させる雲に覆われているとは。

私は雨が大嫌い。
必要だとか、雨の日があるから晴れの日がより嬉しいとか、
分かるよ。
でも、やっぱり、雨の中を出歩くのは好きじゃない。
せっかく来た京都。またとないチャンス。
だから、昨日は気にしなかったけれど、二日連続で暑い中を
ずぶ濡れになるのは、ちょっと・・・。

京都初日。私の視界。

20060912172455.jpg

清水寺のイメージは、下から見上げる感じ。
そして参道の土産物屋。
ところがこの度は全く違う方向からのView
こっちのほうが好きだ。
街の景色からいきなり鬱蒼とした緑・・・
今回の京都旅行で最も印象に残った京都のイメージのひとつ。
リンクして思うのは、フランス人の郊外に対する憧れ。

20060912172515.jpg

清水寺から知恩院への近道には、いわゆる雑誌に載るお店が並んでいる。
京都、つまり、古都と、なんで大正ロマンか知らないが、
人力車が走っている小道。
そこにあったお店の店頭。

20060912172527.jpg

20060912172543.jpg

知恩院の敷地内の冷ややかな一角。
幅の狭い階段とリンクするのはユトリロの絵。
サクレクールへ上る道の周りは青空だったが、ここの階段を縁取るのは
湿り気を帯びた黄緑色の葉だった。

20060912172625.jpg

光を浴びる葉の表面。
裏側の影。
好き。

20060912172637.jpg

下るのも少しおっかないくらいの傾斜がある長い階段。
下から見上げて上るのは嫌だな・・・。

20060912172711.jpg

青空とともに、これからやっと、昼、という感じ。
まだ、昼と思ったのもつかの間、その後から夜まではあっという間だった。

雨上がり。あぁ、京都はいいなと思う。

急に日差しが強くなっている。
清水寺まで歩く。
途中、友人のおじいちゃんのお墓に寄った。

お墓に囲まれた坂道を登っていくと、清水寺に出る。
以前に来たことあるときとは、違う方向から見た清水寺。
周りの緑が鬱蒼としていて、あぁ、京都はいいな、
繁華街からすぐに、緑に囲まれたところがあって、と思う。
再び、河原町の方に戻るために、参道を下る。
雑誌で紹介されているような店の前を通って、再び、
小道は緑に囲まれて。しばし、お寺を通過しながらの散歩。

一度下って、再び階段を上る。
知恩院。
猿がかじったらしき夏みかんが落ちていた。
アジサイが木陰で咲いているのを見て、何色のアジサイが好きかなどと
話す。
今度は、長い長い階段を下る。
下から上ってくる人は大変そう。

再び河原町。鴨川へ。
暑さと疲れに加えて、つれない私の反応に、友人は不機嫌。
鴨川の河川敷を黙々と歩いて、途中で川っぺりに座った。
黙って、川の水を眺めていた。
朝の大雨のせいか、川の水は勢いがあった。
ご機嫌斜めの友人の隣で、体に引き寄せたひざの上に組んだ腕に
顔を埋めていた。
ふと顔を上げると、隣に友人がいない。
辺りを見回すと、友人の後姿。

え?置いてきぼり?あわてて後を追う。
自販機で飲み物を買うつもりだったと言うけれど、
ほんとに、置いてきぼりの危機感だった。

暑いし、喫茶店に行こうよ、と言って、
有名どころの前を回ってみたけれど、
どこも、とても混んでいた。
結局、友人が勉強するのに時々使っているという喫茶店へ。
コーヒーを飲みながら涼む。

夕飯は、友人の仲間たちと一緒にとることになっていた。
途中で待ち合わせして、落ち着いた店で楽しい食事。
友人の手前、猫かぶっていたつもり(苦笑)。
調子に乗って、言っちゃまずいこと言わないように(笑)。
久しぶりに、ゆっくり、おいしく食事がとれた。

場所を移動した頃には、だいぶ、疲れが出てきていた。
楽しい時間が経つのは早い。
時計の針は十時を回り、その日の寝場所となるホテルへ。
さっぱりと汗を流し、やっとほっとして、ベッドに倒れた。
20060912171657.jpg

突然の京都旅行

初夏の話。

朝一ののぞみに乗って、京都に行った。
地元の駅から東京駅まで、一本逃したら、乗れないだろうという、
早い時間。

ため息出そうな速さで京都に着いた。
駅で友人が出迎えてくれた。

雨が降っていて、それも、かなり強い雨。
背中のリュックをつたって、ワンピースの後ろが
ずぶ濡れに。
雨は大嫌いなのに、その日は外を歩きたかった。
平安神宮はしっとりと濡れて、静かだった。

敷かれている小石は、金魚鉢の中の小石のように、水の中。
屋根を伝って落ちる雨が、ちょうど当たる位置に、石がごろごろ置かれている。
雨水は跳ね返り、雨の強さにしたがって、落ちる場所も移動する。

少し雨脚が弱ったときに、見学。
敷石は、なんだか、粟おこしみたいだね、と友人に言った。
なぜなら、細かい白い石に、ぽつぽつ、黒い小石が混じっていたから。

雨脚が更に強くなったので、タクシーで八坂神社まで行く。
ついた頃には、雨はほとんどあがっていた。
まだ十一時前だったので、休憩しようにも、お目当てのお店は閉まっていた。
河原町の駅のコインロッカーに荷物を入れる。

まず、コーヒーでも飲もうよと、昭和初期風の喫茶店に入る。
ソファも、灰皿もテーブルも、戦後風?
働いている女の子も、東京で言えば高円寺辺りにいそうな服装で、
あ、好きで働いているんだな、という感じがした。
中野にあった、「くらしっく」を思い出す。

再び外に出ると、観光客がぼちぼち出始めている。
甘味どころで、抹茶あんみつやら抹茶パフェ、抹茶白玉かき氷を二人で食べた。今まで食べたことがないくらい、抹茶の味が濃かった。

20060911223009.jpg

プロフィール

しゅま子

  • Author:しゅま子
  • 33歳から、3人の子供のひとり親となり、40歳越え、現在44歳。40で、いろいろ考えるし、身体も変わると聞いていましたが、ほんとに変わってびっくり。成人の2回目のよう!
    と驚きつつ進みだした40代。文字通り、中年!40代だからこその迷い、多々あり・・・
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